具象
Die Besoffene Kuah(酔っぱらいの牛)
- 素材
- アメリカシナノキ(バスウッド)
- 領域
- 具象
- 制作年
- 2026
- サイズ
- 直径91cm(36インチ)、奥行き36cm(14インチ)
- コレクション
- 具象のレリーフ
「Die Besoffene Kuah」(酔っぱらいの牛)は、アレクサンドル・グラボヴェツキーが2026年にオーストリアのワイン生産者のために彫った、牛の頭の円形レリーフです。デザインはそのワイナリーのロゴをもとにしています。角の間には5輪のバラ。作品全体をアメリカシナノキ(バスウッド)から彫り出し、直径91cm(36インチ)、奥行き36cm(14インチ)あるので、鼻は円盤から大きく突き出し、冠の葉や小さな実は低く抑えています。オーダーメイドの木彫で、写真ではまだ仕上げ前の白木の状態。口ひげから下がすっぽり隠れるほどの大きさです。
この作品に心を動かされましたか。あるいは、ご自身のご依頼をお考えですか。
ご構想についてお話しください取り組み
歴史の探究としての仕事
すべてのご依頼は、単なる注文ではなく、一つの研究として始まります。最初のひと彫りの前に、作品を読み解く仕事があります。意匠をその時代と巨匠たちまでたどり、それを最初に彫った巨匠がいかに考え、いかに形を起こしたかを汲み取り、失われゆく技を新たな作品へと運ぶのです。彫師たちが幾世紀ものあいだ受け継いできたとおりに。
この工房の木彫が唯一無二であるのは、そのためです。歴史的様式の解釈であって、型から起こした複製ではありません。木目、葉のひと筋、えぐりの深さに、探究の跡が刻まれ、同じものは二つとありません。工房は量産品をお売りするのではありません。一生をかけた知識と図案、技に支えられた、完成した作品をお届けします。そして一つひとつの作品が、幾世紀もの古き技を、忘却から少しずつ救い出すのです。







